士(さむらい)の掟 2
前川邸の前で芹沢たちと別れ、は土方の部屋へと帰っていった。
初日からこんな様子であることを、これ以上誰にも悟られたくない。
土方の部屋へと戻るまでは一瞬たりとも気を抜いてはならないと己に言い聞かせ、は必死で足を動かした。
できるだけ静かに障子を開き、部屋の中を確認する。しんと静まり返っていて、部屋の主はいなかった。
そのことに少しだけ安堵して障子を閉め、手荷物を置くと今度は襖を開ける。そして布団を取り出し、やっとの思いで敷いた。
羽織だけ脱いでばたりと布団に倒れこむ。
ようやく一息ついた。
一日を反芻する事も出来ずに、は目を閉じてそのまま気を失うように眠りに入った。
夜もかなり更けた頃、土方は前川邸へと戻ってきた。
部屋の前で一緒に出かけていた近藤と別れると障子に手をかけた。
いつもは池が見える程度にほんの少しだけ開けられている障子が今日はぴたりと閉まっていることに、土方は僅かな違和感を覚えた。
注意深く障子を開けると、いつも通り障子のある側にが身を横たえていた。
いや、もっと正確に言えば倒れこんでいた。
羽織は枕元に脱ぎ捨てられ、体は投げ出されて布団もかかっていない。もう冷える季節ではないにしろ、眠る時の格好としてはいただけない。
土方は障子を閉めると、まず彼女の羽織を衣桁に掛け、自分の就寝の用意を整えた。
そして彼女を掛け布団の下に入れてやろうと抱き上げた。
「・・・痛っ」
起こさないようにそっと扱ったつもりだったが、は目を覚ましてしまった。
「あ、悪い」
「・・・土方さん?お帰りなさい」
気がついたは目をこすりながら体を起こし、緩慢な動作で手をついて頭を下げた。
「いたた」
まだ半分眠っているような心地でいたため、つい口から痛いという言葉が出てきてしまった。
「どうした」
それを聞き逃す土方ではない。
「・・・黒谷でちょっとしごかれまして」
言葉尻に苦笑いを添え、は言った。
土方は思い出す。一昨日彼女が言っていたことを。
「さっそく稽古か」
「はい」
「・・・ちょっと待ってろ」
短い溜息と共に土方は部屋を出て行った。
土方からすればさぞかし情けない体たらくだろう。は恥ずかしかった。月のない暗闇の夜でよかった。自分でも恥ずかしさで顔が熱いのがわかるから、きっと赤くなっていると思う。
そんな顔を土方に、いや、誰にも見られないで済む。
少ししてから土方は戻ってきた。右手に手燭を持ち、左手には別の何かを持っている。
はぶらさがるそのシルエットを目を凝らして見つめた。徳利のようだった。
土方は手燭から行灯に火を移すと襖を開けて自分の行李を漁り、何かを取り出した。
それ―小さな紙袋―と徳利をの目の前に置く。
「これは何ですか?」
は痛む体を無理やり正して座りながら問い掛けた。
「石田散薬と言って、俺の実家で製造している打ち身の薬だ。酒と共に飲め」
がさがさと紙の袋を開け、土方は中から薬を取り出した。そしての掌に薬を乗せ、徳利を差し出した。
「飲め」
掌に乗せられた黒い物体を、はじーっと見つめた。次に徳利に目を動かす。障子に目を遣ると、外は暗く静かだ。今から酒を飲んで、果たして
朝までに抜けているのだろうか。酔ったまま黒谷へは行けない。
「ほら」
土方が目の前に出す徳利から漂うアルコールの香り。
酔ったまま黒谷へは行けないが、こんな体のまま黒谷へ行くこともできない。
は素直に石田散薬を口に入れ、温い酒で喉の奥へと流し込んだ。
口の中から喉へと、温度以外の熱いものが通り抜けていく。
は、はぁ、と溜息でもってそれを体の中から逃した。
「これで明日はだいぶ楽になってるはずだ。もう寝ろ」
がきちんと頓服したのを確認した土方は、素っ気無く声をかけた。
その横では言われたとおりに布団にもぐりこんだ。
「・・・土方さん」
「何だ」
行灯の火を消そうと伸ばしていた土方の手が止まる。
「ありがとうございます」
薄暗い闇の中では礼を言った。
「・・・寝ろ」
ふいと土方は彼女から顔を逸らした。そして火を消すと、自分も布団に入った。
行灯の灯りで照らされて見えたの笑顔。
薄い闇の中でオンナが見せる顔など山ほど見てきたではないか。
なのにコイツの表情だけが頭から離れない。
その理由が思い当たらずに土方は横目でちろりとを見た。
こちらに向けた背が規則正しく上下している。
急に土方の脳裏に、初めて彼女がここに現れた時に口移しで薬を飲ませた事が思い浮かんできた。
別の時代から来たという彼女の唇の感触が、今の時代のオンナとどう違うのか知りたかった。
生々しく甦ってくる唇の柔らかさ。
土方は頭まで布団を被るとに背を向け、長い溜息をついた。
何なんだ、一体。
翌日、石田散薬のお陰かの体の痛みは昨日よりましだった。
だがいざ黒谷へ行って稽古をするとなると別だった。
昨日の師範が竹刀を持って道場にしている僧坊でを待ち構えており、より厳しくを指導した。
はまるでボロ布のようにぐったりとして屯所へ帰ってきた。
今度は迷わずに屯所まで帰ってくることができたことを付け加えておこう。
そんな日を繰り返しているうちに、段々と人は慣れてくるものである。
形はまだまだであるものの、筋肉痛とはおさらばしてきた頃に、あの人物が帰ってきた。
初めて黒谷での勉学や武道の修行が休みのある日、急に屯所の廊下が騒がしくなった。
洗濯や掃除を済ませ、ゆっくりと本を読みながら池を眺めていたは、何かあったのだろうかと思い、廊下へ出てみた。
すると原田と永倉が玄関の方から歩いて来るのが見えた。
「あ、、斎藤が江戸から帰ってきたぜ」
視線に気づき、原田がこちらを向いた。
「え・・・斎藤さんがですか?」
は驚きを隠さずに言った。
「おーよ、随分と長い里帰りだったな。お前もいっちょ元気なツラァ拝んで来いよ」
ふた月振りだけどあのツラ構えはちっとも変わらねぇなと永倉が原田の横で笑った。
斎藤さんが帰ってきた。
斎藤さんにも、自分が会津藩士に取り立てられたことを報告しなくてはならない。
従兄弟の名前を貸してもらって生活しているのに、勝手なことをして、怒られるだろう。
言い訳をすることも許しを請うこともできないが、ありのままを伝えるしかない。
は斎藤が無事に帰ってきたことにはほっとしたが、伝えねばならぬことの重大さを考えると気が重かった。
しかしそれが事実である以上、黙っておくわけにもいかない。
はゆっくりと木の板を踏みしめて玄関へと向かった。
式台に腰掛けてかがんでいる背中が見える。
斎藤だ。
沖田や他の隊士たちに話しかけられて、その度に短い返事をしたり、軽く頷いたりしている。
は緊張して、無意識のうちにごくりと唾を飲み込んだ。
足を洗い終わった斎藤が式台を上がった。
「斎藤さん、お帰りなさい」
は頭を下げ、斎藤に挨拶をした。
「今帰った。息災だったか」
斎藤もの出迎えを認め、返事を返した。
「はい。・・・あの、お話が」
は声を低めて斎藤だけに聞こえるように囁いた。
斎藤は旅装を解く手を一瞬止めたが、の目を見て顎をしゃくり、“ついてこい”と合図した。
も意を得て頷き、斎藤の後ろに従って彼の部屋へ行った。
障子を閉め、それぞれ相対するように座った。
「何かあったのか」
斎藤が切り出した。
苦々しい音を立てて鼓動する心臓を押さえつけ、はまっすぐに斎藤を見た。
「実は、あの、私」
「斎藤さぁん」
ところがが口を開いた瞬間、すらりと障子が開いて沖田が現れた。
「どうした沖田さん」
表情ひとつ変えずに斎藤は沖田を見上げた。
「あ、お話中でしたか、すみません」
沖田は申し訳なさそうに頭を掻いた。
も沖田の方を見た。沖田の背の後ろには神谷がいた。
「沖田先生、後でいいです」
神谷は沖田の袖を引き、こっそりと言った。
が、ちょうど神谷を見ていたはそれに気がついた。
「神谷さんが斎藤さんにご用なんですか?どうぞ」
は横に退いて、座を譲った。
「い、いいえ、さんが先に来られたんですから」
神谷は沖田の後ろから顔だけ出して遠慮した。
「結構ですよ、どうぞ」
は手を差し出して沖田と神谷の二人に座るよう促した。
「座りましょう、神谷さん」
沖田が神谷の腕を引いた。
「でも」
神谷は困ったように沖田を見上げた。
「さんもああ言ってくれてることですし、ね」
沖田はちらりとを見てから神谷に視線を移し、にこりと笑った。
神谷は沖田と視線を合わせると僅かに頬を染め、にも目を向けた。は軽く頷いた。
沖田がまず座り、その隣に神谷が腰を下ろした。
ふたりが座ったのを見届けると、は静かに立ち上がった。
「さん、どちらへ」
沖田が振り向いて問うた。
「外へ出ています。後で戻ってきます」
は当然のように障子に手をかけた。
「いいですよ、私の話はすぐ終わりますからここに居てください」
神谷が腰を浮かせてを止める。
「私がさんを追い出したみたいで嫌ですから」
神谷はそう言って、懇願するような目でを見つめた。
そんなことを言われ、そんな目で見つめられたら断るわけにもいかない。
は悪いなと思いながらも斎藤と沖田たちが相対する間に正座した。
「斎藤先生は、富永祐馬という者をご存知ですか?私の兄なのですが」
神谷が斎藤に聞いた。
「いかにも富永祐馬は友人だが」
斎藤が無表情のまま答える。
ぱあっと神谷の顔が明るくなった。
聞けば、神谷の兄と斎藤は同じ道場で剣を学んだ仲だったらしい。
そして神谷は双子で、生き別れた妹と兄と父親に会うため京にやって来たところ、三人とも火事で亡くし、天涯孤独の身の上だということだった。
いつも明るく、元気を振りまいているような神谷がそのような境遇だったとは。
ごろりと横になって話をする斎藤に時折文句を垂れながらも、兄の友人を優しく見つめる神谷の眼差し。
それを見ながらは思った。
自分はこうして時代を飛び越えてここにいるけれども元の時代にはまだ両親は健在だ。
それにここでは土方と斎藤が何かと面倒を見てくれて不自由も無い。
恵まれている環境に感謝しなくてはいけない、と。
「ねぇ斎藤さん、折角帰ってきたんだから手合わせお願いしますよ」
沖田が身を乗り出して斎藤に頼んだ。
「今すぐか」
斎藤は面倒臭そうに沖田を見遣った。
「ええ。いいでしょう?永倉さんぐらいしか手ごたえのある相手がいなかったから、久しぶりにガツンとやりたいんですよ」
沖田は竹刀を振る動作をしながら言った。
「・・・わかった」
斎藤はすっと立ち上がり、沖田と並んで部屋を後にした。
「お強い沖田先生があれほど言うなんて、斎藤先生もそうなんですか?」
と一緒に庭に出た神谷が聞いてきた。
「さあ、私も見たことがないので」
こちらに来てから斎藤が剣なり竹刀なりを振るのはまだ見たことがなかった。
「あれ?斎藤先生の従兄弟なんですよねさんは。一緒に稽古されたことないんですか?」
不思議そうに神谷がの顔を覗き込む。
しまった、とは心の中で呟いた。
「・・・遠くに住んでいましたので、主に文のやりとりばかりで」
咄嗟に口から言葉が出てきた。
「あ、そうですよねー、さんは播州で斎藤先生は江戸ですもんね」
なかなか会う機会はないですよね、と神谷は納得したように頷いた。
は何とか誤魔化せた事にほっとしたが、迂闊な自分に溜息が出た。
庭で沖田と斎藤の試合が始まった。
両者互角の腕前で、稽古を止めて見ている隊士たちからは歓声が上がった。
神谷も興奮して勝負を見ている。
は素早い二人の動きを必死に目で追った。
永倉の審判の下、沖田の浅い打ち込みは取られずに斎藤の胴が決まった。
面を取った沖田と斎藤に、皆が賞賛の言葉を浴びせる。
も試合の見事さに見とれていたが、ふと斎藤と話の途中であったことを思い出した。
防具を全て外し、井戸端で汗を拭っている斎藤に近づいた。
「斎藤さ」
「斎藤、見事な腕であったぞ!」
が呼ぶ横から、芹沢が鉄扇をかざして現れた。
「これは芹沢局長、ありがとうございます」
斎藤が手拭いを広げながら返礼した。
「芹沢先生、過日はお世話になりました」
は先日、芹沢たちに屯所まで連れてきてもらった事への礼を述べた。
「うむ、あれ以降はきちんと帰ってきているようじゃの」
「はい、おかげさまで」
「、どういう事だ」
斎藤が説明を求めた。
「道に迷いまして、芹沢先生たちと偶然出会ってここまで連れてきていただいたんです」
が簡潔に話すと、斎藤は黙って頷いた。
「こいつが世話になりまして」
斎藤からも礼が述べられた。
「構わん構わん」
大きく口を開けて芹沢は笑った。
「あの、斎藤さ」
「ほんとに!ほんとにお見事でした斎藤先生!!」
もう一度斎藤に呼びかけたの後ろから、今度は神谷がやってきた。そこに沖田も加わり、芹沢が皆で巡察に参ろうと言い出した。
・・・斎藤さんに、お話が。
は参ったように額に手をやったが、ぞろぞろと門の方へと向かっていく面々の後にくっついて行こうと歩き出した。
と、その時、くっと着物の袖を引かれた。
後ろに重心を移されたの背後に立っていたのは斎藤だった。
「お前はついてくるな。話は俺が帰ってから聞く」
そう言い捨てて、斎藤はすたすたと門へと向って行った。
取り残されたの脳裏に、斎藤が言外に含めた言葉が浮かび上がってきた。
芹沢には近づくな、と。
誰もいなくなった庭を後にして、は土方の部屋へと戻っていった。
土方は近藤の部屋にいるらしく、山南と三人の声が隣の部屋から聞こえてきた。
は部屋の隅に正座をし、先ほどまで読んでいた本を広げ、薄く開けた障子から庭を眺める。
もうこの三ヶ月、見飽きるほどに見飽きた風景。だが自分が元の時代に帰るためには目を離してはいけない風景。
本を読みつつ静かに池を見張っていると、隣の部屋との間にある襖がすっと開いた。
「、茶を淹れて来い。三つだ」
土方が顔を出して言った。
「はい」
は立ち上がり、台所へ行った。
台所に入ると、井上が一人で夕餉の支度をしていた。
「おおか、手伝ってくれんか」
井上は大量の野菜を切っている最中のようだった。
「はい、土方さんにお茶を頼まれているので、その後でもよろしいですか」
「ああ構わん。湯は沸いとるから使え」
「ありがとうございます」
は土間に下りて茶を淹れ、近藤の部屋へと出しに行った。
台所へ戻ってくると井上の指示に従って作業台の前に立った。
井上は手際よく手伝いを進めるに話し掛けた。
「どうだ、ここの暮らしは慣れたか」
「はい、おかげさまで何とか」
葱を刻む手元だけを見ながらは答えた。
「そうか」
味噌を鍋に溶き、井上は短く言った。
「・・・もしトシさんにいじめられたらワシに言うんじゃぞ」
井上は、が異国人と言葉を交わしてしまい土方に連行されてきた日からずっと心配していたのだった。
「はい・・・ありがとうございます」
の口の端に笑みが宿る。
別にいじめられているわけでもなかったが、には井上の気遣いが嬉しかった。
「そろそろいいかのう」
井上は前掛けで手を拭くと盛り付けを始めた。
も井上に従って、次々と膳を整えていった。
斎藤の戻りはそう遅くなかった。
遠い山の端に欠けた月が上って少し経った頃には沖田や神谷と一緒に屯所に戻ってきていた。
同室の沖田が風呂に入っている間を見計らって、斎藤は土方の部屋を訪ねた。
「副長失礼します、斎藤です」
「入れ」
障子を開いて中に入ると、入り口近くにはがいつものように姿勢を正して座り、池を観察していた。
そして土方は文机に向かい、書状を認めているところだった。
「あ」
斎藤の姿を見ると、は本を閉じて立ち上がろうとした。
「何だ」
土方が部屋を出て行こうとするに聞いた。
「斎藤さんに・・・あのことをお話しようと」
は若干口ごもりながら返事をした。
「ならここでもよかろう」
土方はそう言うと、二人に座るよう合図した。
斎藤と土方が並んで座り、が一人、彼らの前に座った。
「・・・実は私、会津藩士に取り立てられまして」
斎藤が京を発ってから会津藩が浪士組を黒谷に呼んで稽古披露をしたこと、その後に局長たちと自分が召し出されたこと、その場で洋学を学ぶために
藩士に取り立てられ、黒谷に通う日々を送っていることをは話した。
「知っている」
斎藤はぽつりと言った。
「え?」
「知っている?」
と土方が同時に聞いた。
「こちらに戻る途中、黒谷に報告のために寄って来た。その際に聞いた」
「それじゃあ話は早ぇな。お前からもコイツに一言言ってやれ」
土方は眉を寄せてを指差した。
土方のときと同じように怒られるのだろう。
はそれも仕方ないと思い、背筋を伸ばして斎藤を見た。
「よかったな」
が、斎藤の発した言葉は怒りではなく。
「えっ」
「斎藤?」
は驚き、土方は訝る。
「三男のお前がきちんとした働き口を見つけられたことは何より。しっかり務めることだ」
斎藤は淡々とした口調で述べた。行灯の灯りで浮かび上がっている彼の表情には、何の迷いも見受けられない。
「斎藤、お前それでいいのか、コイツは」
「こいつは山口です」
土方が言おうとする先を、斎藤は鋭く制した。
「それ以外の何者でもない。・・・そうだな、」
そして口調と同じ目付きでを見る。
その瞳には、彼女がこの先何があろうと斎藤の従兄弟を演じ続ける覚悟を問うような光が宿っている。
「はい」
は自らの視線を斎藤のそれと合わせ、はっきりと答えた。
「お前ら・・・」
土方が呟く。
お互いの覚悟を認め合い、見詰め合う二人の目には、同じ色の光が煌く。
それを見た土方もまた、観念したように溜息をつくと、きっと目に力を入れた。
今までは正体が露見しなければそれでいいと思っていた。
だが今はもう違う。
覚悟を決め、本当に“山口”として生きていかねばならない覚悟が今、の中に生まれた。
迷い無く、揺るぎない覚悟。
そしてそれは他の二人の男の腹も固めさせたのだった。
20071228